登録販売者試験の難易度・合格率について 登録販売者になるには
登録販売者試験の難易度・合格率について
登録販売者になるための試験は、決して簡単なものではありません。
各章ともに70%以上の正解率でなければ不合格となってしまいます。なかなか厳しいですが、それだけの難関をパスしてはじめて登録販売者を名乗ることができるのです。
また、この仕事は、人間にとってもっとも大切な健康を左右するものであるため、あやふやな知識で危なくて仕方ありません。もちろんご自身のほうも、あやふやな知識のまま試験に合格してしまえば、後々困ることになってしまうのではないでしょうか。お客様に、どんな薬がいいかと尋ねられても、うまく返答できなかったり、間違ったものを勧めたりしているようでは、謝罪の言葉だけではすまない事態を引き起こします。
それほど責任のある仕事だと言うことを肝に銘じておきましょう。ですから、この試験の合格率もそれほど高いものではありません。しかし、決して超難関というほどでもありません。社会に必要な資格ですので、しっかり知識を身につけることで誰もが合格出来るのです。
第一回目の試験の合格率を例にとってみると、もっとも合格率が高かったのは神奈川県で、84.5%のかたがたが合格しました。反対にもっとも合格率が低かったのは愛媛県で36.9%でした。この結果は決して、神奈川県のかたがたが勉強熱心で、愛媛県のかたがたが怠けものであったということではありません。都道府県によって問題が違うので、神奈川県の問題は比較的簡単で、愛媛県の問題は難しかったということなのでしょう。
登録販売者試験の難易度・合格率について
登録販売者の試験は、都道府県ごとに内容が異なっていますため、登録販売者試験の難易度や合格率も各都道府県によって、かなりの差が生じているのです。また、地方ごとに見ても、落差がかなり見られます。
第一回目の試験結果から見てみると、北海道地方は50%台、東北地方は40%〜50%台、関東地方は70%〜80%台、甲信越地方は60%〜70%台、北陸地方は50%〜70%台、東海地方は60%〜70%台、近畿地方は50%〜70%台、中国地方は60%〜80%台、四国地方は30%〜40%台、九州地方は50%〜60%台、沖縄地方は40%台という結果になりました。
関東地方と甲信越地方、東海地方、中国地方は高めの合格率というのが見てとれると思います。逆に東北地方や四国地方、沖縄地方は低めの合格率でした。都道府県ごとに問題が違うとはいえ、たとえば関東地方などにおいては、東京都のみが独立した問題で、埼玉県、千葉県、神奈川県の南関東3県は統一問題でした。さらに北関東の群馬県、茨城県、栃木県と、甲信越地方の新潟県、山梨県、長野県を合わせた6県でも統一問題となりました。
このようにすべての都道府県がそれぞれに異なった問題を出すというわけでもありません。そういったわけで、地方ごとの合格率に落差が生じたのだと思われます。
このような落差は、あまり良いとは言えません。実際のところ、試験問題は「登録販売者試験の作成に関する手引き」から選定して作成されて、出題されるので、都道府県別に難易度の違いがないよう配慮されることとなっているのですが、結果を見ると登録販売者試験の難易度や合格率に意外に大きな差があったことになります。これは、今後の課題です。
登録販売者になるには
登録販売者になるためには、まず、都道府県が実施している登録販売者の試験に合格する必要があります。そして、医薬品を販売する店舗の所在地がある都道府県に販売従事登録をした方が、登録販売者を名乗ることができる、というわけです。
手順としては、決して複雑ではありませんが、販売登録者の試験はそこまで簡単ではありません。それなりの勉強と覚悟が必要でしょう。
この、登録販売者の第一回目の試験というのは、2008年の8月12日に関東・甲信越地方で実施されました。資格自体のスタートは、2009年6月1日ですから、約10カ月前に最初の試験が行われたことになりますね。そして、その後、8月の中旬から続々と各地で試験が実施されて、10月の下旬で一旦、試験は終了となりました。
ですから、まだ現時点では販売登録者の資格を所持している方は、他の資格の所持者に比べれば数はあまり多くはないでしょう。しかし、この資格があることにより、ドラッグストアや薬局の運営をはじめ、医薬品を販売してゆくことが可能となれば、この先、この資格の人気が伸びていくのではないか、と推測されます。